【レビュー】ディスクロージャー・デイ

ディスクロージャー・デイ

レビュー

別々の作品を同時に観ているような2人の物語

本作の主人公は、エミリー・ブラント演じる気象キャスターのマーガレットと、ジョシュ・オコナー演じるサイバーセキュリティのエキスパートのダニエルです。公式のあらすじにもある通り、この2人は接点のないはずの2人です。

その言葉通り、2人のエピソードがなかなかクロスしません。そのため、最初はどういう映画なのかよく分からないまま観ていました。

ダニエルの方は、重要な機密を抱えて追われる、よく見るような逃亡劇です。一方のマーガレットは、ある日を境に様子がおかしくなって、本人も混乱していきます。

「この先どうつながるんだろう」という気持ちがベースにありつつも、まったく別の作品を2本同時に見せられているようにも感じました。

それが、予告にも一瞬映っている宇宙人の存在によって、2人に起きていた不思議がつながっていきます。そこからは口火を切ったように怒涛の展開が続いて、存分に楽しむことができました!

開示するべきか、しないべきか

本作の話の軸になっているのは、全人類に関係する重要な機密情報を開示するべきか否か、という点です。

観ていると、無意識にでも「自分なら開示するかどうか」を考えさせられるような構成になっているように見えました。

ただ、個人的には、自分自身では開示するかどうかは判断できないなと思いました。仮に個人として開示するべきだと感じたとしても、その行動の責任を負いきれないからです。

そもそも、この問いの受け取り方自体も、観た時代や社会情勢によって変わる作りなのかなと思います。今よりも宇宙の研究が進んだ未来や、それこそ現実で「開示日」が来たあとに観たら、本作から感じることもまったく違ってきそうです。

まとめ

満足度は結構高めでした!最初は何の映画なのか分からないまま観ていましたが、2人の物語がつながってからは一気に楽しめました。

開示するべきかどうか、人によって答えが変わる映画です。だからこそ、観た人同士で「どう受け取った?」と話したくなります。

ぜひ劇場で観て、自分なりの答えを見つけてください!


作品情報

あらすじ

気象キャスターのマーガレット(エミリー・ブラント)とサイバーセキュリティのエキスパート、ダニエル(ジョシュ・オコナー)。接点のないはずの二人が衝撃的な機密情報を知ることとなった。

やがて、その秘密を明らかにする使命を負った彼らの前に謎の組織が立ちはだかる――。

引用元:『ディスクロージャー・デイ』

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