引用元：劇場版名探偵コナン【公式】（公式X）
レビュー
中心キャラクターは怪盗キッドと服部平次
本作、名探偵コナン 100万ドルの五稜星の中心キャラクターとなるのが怪盗キッドと服部平次の二人。
この2人を好きなファンも多く、見どころたっぷりな本作をぜひ劇場で楽しんでいただきたい。
怪盗キッド
名探偵コナンの作者、青山剛昌が描く「まじっく快斗」の主人公にしてコナン最大のライバル。
ビッグジュエルを追い求める怪盗キッドだが、本作では新撰組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うことに。
本作のトレーラーでは服部平次に単眼鏡とシルクハットを斬られ素顔を見られてしまう。
名探偵コナンファンにはお馴染みではあるが、怪盗キッドの容姿は工藤新一と瓜二つで声優も同じ山口勝平が担当している。
小さい子供心に見ていた時は、むしろ工藤新一と同一人物じゃないか？とすら思っていた怪盗キッドと工藤新一の類似性。
トレーラーでも触れられているが、本作で初めて明かされる怪盗キッドに隠された「真実」は劇場にいた人全員がざわつくレベルのサプライズでした。
服部平次
東の高校生探偵・工藤新一と対をなす西の高校生探偵がこの服部平次。コナンの正体が工藤新一であるということを知る数少ない人物。
服部平次の特技として剣道とバイクが過去作のテレビシリーズや映画でも数多く表現されてきました。
本作でもそんな服部平次の特技は健在で、高校生なのに思いっきり真剣を振りかぶる姿や、仮面ライダーやトムクルーズも顔負けの無茶苦茶なバイクスタントで鑑賞者を魅せてくれます。
そんな服部平次には思いを寄せる幼馴染の遠山和葉がおり、この二人の恋愛の進展がもどかしくなかなか進展せずに今日に至ります。
しかも服部平次に思いを寄せるのが「から紅の恋歌」でメインキャラクターとして登場した大岡紅葉も本作に登場しており、服部平次の恋愛事情はそう簡単には進ませてくれません。
怪盗キッドと服部平次の因縁
本作の中心キャラクターの怪盗キッドと服部平次には過去に因縁があります。
服部平次が幼馴染の遠山和葉に意を決してキスを迫るのですが、それが怪盗キッドが変装していた遠山和葉だったというもの。このシーンはYoutubeで本作に関連するシーンとして短く公開されています。
この時のことが忘れられず恨み続けている服部平次が怪盗キッドと対決します。
本作をより深く楽しむのであれば、このシーズン25エピソード983話・984話「キッドVS高明 狙われた唇」を先に鑑賞しておくことをお勧めします。
舞台は北海道・函館
本作の舞台となるのは北海道の函館です。そしてキープレイスとなるのが五稜郭で、実際に土方歳三にまつわる歴史が残されています。
五稜郭は上空から見ると星型をしており、それに準えて作られた謎解きがコナンと服部平次の探偵コンビの前に立ちはだかります。
謎解きの難易度はかなり高めなので、見ていてもイマイチピンとこないかも？
たくさんのゲストキャラクター
本作は怪盗キッドと服部平次がメインキャラクターということもあり、かなりゲストキャラクターが多く登場します。
舞台は北海道ということもあり、過去のテレビシリーズのシーズン4エピソード144話・145話「上野発北斗星3号」に登場する西村警部とその部下として北海道にゆかりのある大泉洋がゲスト声優を担当する川添刑事が初登場します。
他にも、前述した大岡紅葉をはじめとする服部平次の周辺人物や、「まじっく快斗」から怪盗キッドの周辺人物も数名登場します。
登場キャラクター全員がわかる！という人はかなりのコナンファンであると自慢できると思います。
まとめ
いろいろと書きましたが、本作の見どころはなんといっても「怪盗キッドの真実」そして「服部平次と遠山和葉の恋の行方」です。
コナンファンはもちろん、そうでない人でも怪盗キッドと服部平次を知らない人は少ないはず。たくさんの人にこの衝撃をぜひ劇場で体験していただきたい。本当に衝撃的でした。
この衝撃が多くの来場者を呼んだのか、公開初日で観客動員数63万人・興行収入9.6億円だそうです。ここからまだまだ伸びると予想できるので、歴代最高記録を更新するかも？
そして次回作となる映画は2025年GW公開とのことで、ラストの予告が入ります。
予告の内容は見てのお楽しみですが、今年の衝撃が強すぎたので来年は果たしてどうなるのか…？とても楽しみです。
作品情報
あらすじ
北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届いた。
今回キッドが狙うのは、幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だという。
ビッグジュエルを追い求めるキッドが、なぜ刀を狙うのか…？
一方、西の名探偵・服部平次とコナン達も、函館で開催される剣道大会の為に現地を訪れており、犯行予告当日、平次がキッドの変装を見事見破り追い詰めるが…!?時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で見つかる。
捜査線上に浮かび上がったのは、“死の商人”と呼ばれ、アジア一帯で武器商人として活動する日系アメリカ人の男。
彼は戦時中の軍需産業に深く関わっていた斧江家初代当主が函館のどこかに隠したとされるお宝を探していた。
それは、当時、日本の敗色濃厚だった戦況を一変させるほどの強力な兵器だという噂も…そして、そのお宝とキッドが狙う刀はどうやら関係があるようで、刀を狙うキッドに対し、謎の“剣士”の影が迫り…天下分け目のお宝争奪バトルミステリー
引用元：ストーリー┃『名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）』
今、その幕が上がる！
トレーラー
主題歌
aiko「相思相愛」
