引用元:映画『ワーキングマン』公式(公式X)
レビュー
ジェイソン・ステイサムから始まる2026年
『ワーキングマン』は、『ビーキーパー』に続いてジェイソン・ステイサムとデヴィッド・エアー監督が再タッグを組んだ最新アクション映画です。
2025年の年始に公開された『ビーキーパー』を思い出す方も多いでしょう。
年の初めにジェイソン・ステイサムの新作を観ることがもはや恒例となりそうです。
本作『ワーキングマン』も、そんな彼の年明けを飾るにふさわしい1本。
ステイサム演じるレヴォン・ケイドは、現場監督として働きながらも、かつての危険な過去を封印して生きています。
安全第一を掲げる“ワーキングマン”でありながら、その内側には誰よりも闘志を秘めた男の姿があり、見ていて胸が熱くなる瞬間が何度もあります。
この作品の魅力は、派手な世界観や複雑な陰謀を描かなくても、「ステイサムが怒り、動き、殴る」それだけで成立しているところにあります。
年の初めに、ストーリー云々ではなく、ただ純粋にステイサムの肉体と覚悟を感じられること、それこそがファンにとって何よりのご褒美です。
アクションの豪快さは良いが脚本が微妙?
アクション面では間違いなく見応えがあります。
元特殊部隊員かつ現場監督という設定を生かし、ハンマーやツルハシなど工事用具を武器に使うシーンは本作ならでは。
戦闘のたびに手近な物をどう使うかという“現場のアドリブ感”が感じられ、思わず手に汗を握ります。
さらに銃撃戦や格闘のテンポも心地よく、物理的な衝撃や重量感がしっかり伝わってくる点は、やはりステイサム映画の醍醐味と言えるでしょう。
ただし、ストーリー面に関しては少し単調に感じる部分もあります。
レヴォンの過去や人間関係が丁寧に掘り下げられる前にアクションへ突入するため、作品全体としては「勢いで押し切るタイプ」の印象が強いです。
もちろん、これはステイサム映画の魅力の一つではあるのですが、せっかくの設定を活かしきれていないもったいなさも感じました。
そのため、鑑賞後の感想としては「いつものステイサム映画だった」という一言に尽きます。
『ビーキーパー』』と『ワーキングマン』の映像が頭の中で混ざってしまうほど、近しいトーンの作品でもあります。
しかしそれが悪いというわけではなく、ある種の“安定供給”としてファンには安心感を与えてくれるでしょう。
まとめ
『ワーキングマン』は、2026年の幕開けにふさわしい、ジェイソン・ステイサムらしいアクションを堪能できる一本。
ストーリーの巧妙さよりも、心と拳で語るアクションを求める人にとって、『ワーキングマン』はきっと満足できる映画になるはずです。ぜひ劇場で、その肉体の説得力を感じてみてください。
作品情報
あらすじ
元特殊部隊員のレヴォン・ケイド(ジェイソン・ステイサム)は、
危険な世界から身を引き、
現場監督として安全第一をモットーに働いていた。レヴォンは平穏な生活を送り、
娘の良き父親になりたいと願っていたが、
恩人である建設会社の上司の娘ジェニーが失踪してしまう。レヴォンは行方不明のジェニーを捜索するうちに、
引用元:映画『ワーキングマン』オフィシャルサイト
人身売買を生業とする巨大な犯罪組織の存在を突き止め、
封印していた特殊部隊のスキルを発動し、
熾烈な戦いへと身を投じていくー。




