【レビュー】アンダーニンジャ

アンダーニンジャ
引用元:映画『アンダーニンジャ』公式【大ヒット上映中】(公式X)

レビュー

笑いあり、アクションありのニンジャエンタメ

現代において日常に潜んでいる忍者の物語。

週刊ヤングマガジンで連載されている漫画が原作で2023年にはアニメ化もされています。

作風としてはシュールな笑いや下ネタも織り交ぜつつ忍者の戦いを描いているのですが、本作の実写化にあたってカットされたシーン・キャラクター・設定もちらほら。

笑える部分はちゃんと笑わせてくれるのですが、たまにしつこいくらいにボケを続けるシーンが評価の分かれるところ。ツボに入っていれば堪らない部分ではあるけど、そうじゃないときの虚無感は…。

アクションについては忍者といえば刀と手裏剣っていうイメージが強いですが、意外とちゃんと体術を駆使して戦うシーンもあり多種多様でした。

忍者だからこそできる身のこなしにはワイヤーアクションもあり、起用されている俳優についても動ける面々が何人かいるので、そのアクションは見応えあり。

嫌でも意識してしまったフジテレビの存在

昨今、巷で話題の絶えないフジテレビの騒動。本作の制作にもフジテレビが関わっており、劇中にフジテレビアナウンサーを起用したシーンも存在しています。

問題になっている騒動と本作は関係ないはないのですが、あまりにもHOTな話題すぎて集中を持っていかれました…。

こういう事態になってくると、流石に映画ライフにも支障が出てくるので、いい感じの塩梅で鎮静化しないものなのでしょうか…。

まとめ

原作・アニメファンからするとちょっと物足りないボリューム感かもしれません。

ハマる人はとことんハマりそうな本作、個人的にはそこそこ好きな部類だったので楽しめました!


作品情報

あらすじ

日本の歴史を陰で常に動かしてきた“忍者”。
栄華を誇った彼らだったが、
戦後GHQによって組織を解体され消滅した。
しかし、現代でも忍者は秘密裏に存在し、
日常に潜み、世界中で暗躍している。
その数は20万人とも言われる。

ただ、末端の忍者は仕事にありつけないことも多く、
NINニン 」所属の下忍・雲隠九郎もその一人だった。
ボロアパートで暇を持て余す暮らしをしていた九郎は、
ある日、重大な“忍務にんむ”を言い渡される。
それは戦後70年以上に渡り地下に潜り続けている、
謎の組織を調べること。

組織の名は――「アンダーニンジャ」。通称「UN」

「UN」が潜んでいるという情報を得て、
講談高校に学生として潜入する九郎。
クラスメイトの野口彩花は高校生らしからぬ言動をする九郎を不審に思うも、
何故か少し気になってしまう。

そんな最中、「UN」によって、「NIN」の
“精鋭”忍者たちが次々に襲われていく。
「UN」の目的は一体何なのか?
そしてついに、講談高校での襲撃が始まる…!

想像を超える戦いに巻き込まれていく、
現代忍者・九郎と女子高生・野口の運命は!?

引用元:映画『アンダーニンジャ』公式サイト

トレーラー