【レビュー】スーパーマン

スーパーマン
引用元:DC公式(公式X)

レビュー

スーパーマンのリブート

本作は「マン・オブ・スティール」や「ジャスティス・リーグ」とは直接関係がない新しいスーパーマンのリブート作品になっています。

そのため、「マン・オブ・スティール」や「ジャスティス・リーグ」でスーパーマンを演じていたヘンリー・カヴィルではなく、本作ではデヴィッド・コレンスウェットがスーパーマン役を勤めています。

また、スーパーマンを描いた映画は数多くあるためか、スーパーマンというキャラクターはどんなバックボーンがあって、どのような設定でというような説明的なストーリーは省略されており、既にクラーク・ケントとロイス・レインがお互いの正体を知っている状態で始まります。

そういう意味ではキャストが変わったというところを除いては、「マン・オブ・スティール」や「ジャスティス・リーグ」を見た後の続きとして見るほうがスーパーマンの世界観としては見やすいかもしれません。

新しいキャラクターとレギュラーキャラクター

歴代のスーパーマンシリーズではあまり描かれてこなかった新しいキャラクターとして、クリプト・ザ・スーパードッグが本作では活躍します。

クリプトはスーパーマンと同じクリプトン星の出身のためスーパーパワーを持っていますが、中身は犬。クリプトが登場するシーンでは応援したくなること必至です!

他にもスーパーマンといえば宿敵のレックス・ルーサーですが、今回レックス・ルーサーを演じているのがニコラス・ホルトで、前作のレックス・ルーサー役を演じたジェシー・アイゼンバーグもそうですが、若々しさを感じました。

特にニコラス・ホルトといえば「X-MEN」シリーズでビースト役を演じていたことからか、心なしか若き日のプロフェッサーXにも見えるような気がしなくもないという…w

まとめ

数多くあるスーパーマンの映画というところで、ある意味では観客はスーパーマンのことは熟知されているという前提のもとで、ちゃんとスーパーマンの良さを引き出せた映画だったかなと思います。

MCUと違って紆余曲折ありすぎているDCシリーズの映画、今後の展開に期待です。


作品情報

ストーリー

大手メディア「デイリー・プラネット」で平凡に働くクラーク・ケント、
彼の本当の正体は人々を守るヒーロー「スーパーマン」。

子どもも大人も、愛する地球で生きるすべての人を守り救うため、
日々戦うスーパーマンは、誰からも愛される存在。

そんな中、彼を地球の脅威とみなし暗躍する、最高の頭脳を持つ宿敵=天才科学者して大富豪、
レックス・ルーサーの世界を巻き込む綿密な計画が動き出すー

引用元:映画『スーパーマン』公式サイト

トレーラー