引用元:『ミッション:インポッシブル』公式(公式X)
レビュー
ミッション:インポッシブルシリーズの集大成
本作は「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」から繋がる続編にして、ミッション:インポッシブルシリーズの集大成です。
本作の「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」で起こってる出来事や事件の発端となるミッションが「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」になっているので、まだ見ていない方は絶対に見てから本作を鑑賞することをおすすめします。
その上で ”集大成” とはなんなのか。トレーラーにも描写されていますが、これまでのミッション:インポッシブルシリーズで起こった出来事が実際に映し出されるシーンや、それぞれの作品でイーサン・ハントがミッションをクリアしていく際に残されてきた謎や行動の結果が、文字通り ”集大成” となってイーサン・ハントの前に立ちはだかります。
そういう意味では「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」だけでなく、他のミッション:インポッシブルシリーズの復習もした上で鑑賞すると、より本作を楽しめること間違い無しです。
ミッション:インポッシブルシリーズファンにとっては、あっ!と驚くような仕掛けや、いろんな意味で涙無しには見られないような展開まで、最後まで飽きさせずに楽しませてくれます。
見どころのアクション
ミッション:インポッシブルシリーズといえばなんといってもド派手なアクションの数々。その中でも個人的に本作で注目したいのが空中戦。
トム・クルーズといえば、近年話題になった「トップガン マーヴェリック」では自身が所有している飛行機を操縦していたという話が有名です。
まずトレーラーの中でも描写されている戦闘機 + 空母のシーンなんかは、「あれ?見てた映画ってトップガンだったっけ?」と思うほどで、トム・クルーズ主演だからこその粋な仕掛けに感じました。
今回、実際に見たのは吹き替え版だったのですが、絶対このシーンだけはDolby Atmosで見た方がいい!って思いました。
そして一番のアクションの見どころとしてメインビジュアルにもなっている2枚羽の飛行機(複葉機)のシーン。
毎度のことながら、これどこまでが実写でどこまでがCGなんだ?と疑いながら見ていましたが、画角とか察するにほぼ実写なんだろうなと。
あんなアクションはゲームでも出来るものではないし、なによりアクションシーンがこれまでと比べて長い!(長く感じただけ?)。手に汗を握る展開であるがために瞬きひとつもせずにスクリーンに釘付けにされました。
まとめ
”ファイナル” だったり ”集大成にして最高傑作” などミッション:インポッシブルシリーズが終了すると思わせるようなキャッチコピーが目立つ本作。
今後、続編が作られないのか?というと本作を見た後の感想としても ”わからない” という意見になりました。
トム・クルーズが60歳を超えており、1本の映画に数年かけて撮影することを考えると脚本上での終了というより、キャストとしての限界という意味であれば本作で終了となってもおかしくはなさそうに思いました。
ファンとしては続編を心待ちにしていたいところではありますが、まずは本作を幅広い人に体感してほしく、興行成績で良い結果を出して続編を作ってもらいたい!そんな気持ちでいっぱいなので、ぜひ1度と言わず何度でも様々なフォーマットで本作を楽しんでください!
作品情報
あらすじ
すべての“ミッション”はここにつながるーー。
映画の常識を変え、不可能を可能にし続けてきた『ミッション:インポッシブル』シリーズの集大成にして最高傑作、『ファイナル・レコニング』。
トム・クルーズ演じるイーサン・ハントの運命とは?
そしてタイトルが持つ“ファイナル”の意味とは…?
引用元:映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』公式サイト