【レビュー】事故物件ゾク 恐い間取り

事故物件ゾク 恐い間取り
引用元:映画『事故物件ゾク 恐い間取り』公式(公式X)

レビュー

事故物件の恐ろしさを描いた第2作目

本作は「事故物件 恐い間取り」の続編でありながら、主演も前作の亀梨和也から渡辺翔太に変更され、ストーリーとしても全く別の主人公として展開されていくので、前作を未視聴でも違和感なく鑑賞することができます。

映画の構成的にも大筋のストーリーはあるものの、1軒ずつ分かれているので観やすく、その1つ1つの記憶して持ち帰ってもそれだけで1つの怪談として語ることができるほど濃密なものばかりです。

「実話に基づく」の怖さ

事故物件 恐い間取り」シリーズは事故物件住みます芸人の松原タニシが原作で、どの話も映画用・作品用として多少の脚色は感じさせるものの、松原タニシがYoutubeや怪談ライブで話す内容と基本的に同じ内容のもので、どれも本人が体験した実体験に基づいた物語だというから驚き。

怪談好きにとっては、松原タニシが語っていたあの怪談が実際に映像化するとここまで臨場感・鳥肌なのかと、いわば好きな漫画がアニメ化・映画化しました!みたいな感覚で鑑賞することができます。

コアな楽しみ方としては、松原タニシはもちろんのこと、大島てる・田中俊行など、オカルト界隈では名の知れた怪談師が紛れ込んでいるので、どんな人がどんなことをやっていたのか?と見つける楽しみもあります。

まとめ

事故物件 恐い間取り」シリーズは原作本が4巻まで発売しているので、最低でもあと2回の続編映画化が期待できます。

その続編を作ってる最中にもう1冊くらい出てきそうな気もしているので、今回の評判次第でどのように進んでいくのか楽しみです!


作品情報

あらすじ

タレントになる夢を諦めきれず福岡から上京し、ひょんなことから「事故物件住みますタレント」として活動を始めることになった桑田ヤヒロ(渡辺翔太)。

【必ず憑りつかれる部屋】【いわくつきの古い旅館】【降霊するシェアハウス】・・・

ヤヒロはTV番組やSNSのためのネタ欲しさに事故物件を転々とし、それぞれの物件に隠された謎に迫っていく。

しかし、優しく人一倍憑りつかれやすい体質の彼にヤバすぎる怪奇現象が次々と襲い掛かる!
そしてある事故物件で想像を絶する恐怖と、驚きの真実に辿り着く−!

引用元:映画『事故物件ゾク 恐い間取り』 | 大ヒット上映中!

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